トレーサビリティ向上への努力
日本粉末薬品では天然素材の90%を海外の産地から輸入しています。だからこそ、ひとつひとつの原料がどのような経緯をたどってきたのか、十分に把握した上でお客様に提供しています。その一例として、契約農場からの購入ルートを確立し、定期的に産地まで足を運ぶことで、生育行程の情報収集を行っております。
ポジティブリスト制への対応
産地に使用農薬リスト要請して把握、入荷後に外部試験機関にて一斉分析を実施しております。試験結果をポジティブリスト制度の基準値と比較し、基準を超える原料は製造に使用いたしません。
今後も試験を継続して実施するとともに、原料産地での農薬使用実態把握に努めてまいります。
産地踏査にも対応します。
産地を定期的に巡回することは、トレーサビリティの信頼性を上げるだけではなく、生産地の気候変動による不作や病気などの発育状況の情報をいち早くキャッチでき、高品質な天然素材の安定供給を実現できています。
ご希望のお客様は同行も可能です。
また、海外現地の市場調査から、日本では馴染みの少ない西洋ハーブなどの情報もいち早くご提供できます。
適正在庫を確保し安定供給を実現
日本粉末薬品の天然素材は国内・海外の契約農場を通じて定期的に調達し、常に適正な在庫量をストックしています。また、豊富な商品知識を元に常温・冷風に原料を分けることで品質を損なわずに保管できる技術も整っています。これからも、スピーディかつ安定した素材提供でお客様の製品開発・生産を停めません。
お客様の希望に合わせた規格値設定を行います。
同じ原料でも、収穫年や産地が異なる在庫を複数ロット有していますので、お客様の求める粉末の有効成分量へのニーズにも細かく対応できます。
また、長年の製薬用素材の供給で培った殺菌技術の実績があることから、含有菌数の規格値設定にも細やかに対応が可能です。お気軽にご相談ください。